HR社労士事務所ブログ

労働・社会保険に関する最新ニュースや社労士試験のポイントについて発信するブログです。

2022年1月のブログ記事

  • 社労士試験ポイント解説 雇用保険法

    基本手当の日額について 今回は基本手当の日額について解説します。 (1)基本手当算定の流れ 基本手当の額は以下の流れで計算します。 ①賃金日額を計算する ②①の金額に上限額・下限額の規程を適用する ③②に給付率を乗じる (2)賃金日額の算定 賃金日額の算定は次の通りです。 ①賃金が月給制の場合 賃... 続きをみる

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  • 社労士試験ポイント解説 勉強方法コラム

    資格試験に合格する人の特徴について 本日は資格試験に合格する人の特徴についてお話します。 (1)資格受験生を見てきて気づいたこと 私はこれまで自分自身で資格試験の勉強をする傍ら、仕事で資格試験の受験生に授業を行ってきました。 長い間資格試験の受験生を見てきて感じたことは、試験に合格しやすい人には共... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 労働者災害補償保険法

    年金給付基礎日額について 本日は労災保険法の年金給付基礎日額について解説します。 (1)年金給付基礎日額とは 年金たる保険給付等の支給額の算定の基礎となる金額をいいます。原則としては労働基準法の平均賃金に相当する給付基礎日額(直近3ヶ月間の給与の平均日額)を用います。 (2)スライド制について ①... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 労働安全衛生法

    危険物及び有害物に関する規制について 今回は危険物及び有害物に関する規制のうち、製造等禁止物質及び製造許可物質について解説します。 (1)製造等禁止物質とは 製造等禁止物質とは労働者に重度の健康障害を生ずる物質で、政令で定めるものをいいます。製造等禁止物質はその危険性から原則、「製造」「輸入」「譲... 続きをみる

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  • 社労士試験ポイント解説 労働基準法

    解雇に関する規程について 今回は解雇に関する規程について解説します。 (1)解雇とは 解雇とは、企業が従業員に合意なく、一方的な意思表示によって労働契約を解除することをいいます。解雇には大きく分けて懲戒解雇、整理解雇、普通解雇の3種類があります。 ①懲戒解雇 懲戒解雇は、事業主が企業の秩序を乱した... 続きをみる

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  • 社労士試験ポイント解説 社会保険一般常識

    確定給付企業年金について 今回は確定給付企業年金法における確定給付企業年金について解説します。 (1)企業年金とは 企業年金とは、企業が従業員の退職後の生活を保障するために支給する私的年金を指します。公的年金とは異なり、企業年金は、企業が福利厚生の一環として設ける任意の年金制度ですので、退職金と同... 続きをみる

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  • 社労士試験ポイント解説 厚生年金保険法

    特別支給の老齢厚生年金について (1)特別支給の老齢厚生年金とは 厚生年金は65歳に達したことにより受け取ることのできる「老齢厚生年金」、障害状態になったことにより受け取ることのできる「障害厚生年金」、被保険者の死亡により遺族が受け取ることのできる「遺族厚生年金」があります。このうち老齢厚生年金は... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 勉強方法コラム

    資格を取得することについて 今回は資格を取得することに対する私なりの考えについてお話します。 (1)資格の勉強をはじめたきっかけ 私が資格の勉強を始めたのは、大学を卒業後、就職して社会人になってからでした。きっかけは新卒で入社した会社で仕事がうまく行かず自信を失っていた中、何でもいいから他人に負け... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 国民年金法

    年金の併給調整について (1)年金の併給調整とは 現在の年金制度では1人1年金が原則とされています。 したがって、2つ以上の年金を受けることができることになった場合には、いずれか1つの年金を選択して受けることになり、他方の年金は支給停止となります。 これを「併給調整」といいます。 (2)1人1年金... 続きをみる

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  • 社労士試験ポイント解説 健康保険法

    標準報酬月額について 本日は標準報酬月額について解説します。 (1)標準報酬月額とは 健康保険料や厚生年金保険料を計算しやすくするために報酬月額の区分(等級)ごとに設定されている金額のことです。健康保険法では1等級(5.8万円)〜50等級(139万円)まで定められています。 (2)標準報酬月額の決... 続きをみる

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  • 社労士試験ポイント解説 労務管理一般常識

    最低賃金法について 本日は最低賃金法について解説します。 (1)最低賃金とは 最低賃金とは、最低賃金法により国が定める賃金の最低額をいいます。具体的には「地域別最低賃金」と「特定最低賃金」の2種類があります。 ①地域別最低賃金 地域別最低賃金は、都道府県ごとに設定される最低賃金です。厚生労働大臣(... 続きをみる

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  • 社労士試験ポイント解説 労働保険徴収法

    労働保険料の計算 本日は労働保険料の計算について解説します。 (1)労働保険料とは 労働保険料とは、労災保険料と雇用保険料の総称です。 労災保険料は事業主が全額負担し、雇用保険料は事業主と労働者がそれぞれ負担します。(労働者負担分は毎月の給料から天引きされます)労働保険料は健康保険料や厚生年金保険... 続きをみる

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  • 社労士試験ポイント解説 勉強方法コラム

    インプット時期に気をつけること 今回はインプット時期に気をつけることについてお話します。 ここでいうインプット時期とはテキスト学習の時期のことをいいます。以前、コラムの中でテキストについて、問題集を解く前に一通り学習した後は、問題集で間違えた箇所を復習する辞書代わりに使うことを紹介しました。 ただ... 続きをみる

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  • 社労士試験ポイント解説 雇用保険法

    基本手当の受給要件について 本日は雇用保険法の基本手当の受給要件について解説します。 (1)基本手当とは 基本手当とは、一般被保険者が離職し失業状態にあるときに、求職期間中の生活の安定を図るために支給されるものです。 (2)基本手当の受給要件 ①受給要件 基本手当は、雇用保険の被保険者が失業した場... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 労働者災害補償保険法

    休業給付基礎日額について 本日は労災保険法の休業給付基礎日額について解説します。 (1)休業給付基礎日額とは 休業補償給付等の支給額の算定の基礎となる金額をいいます。原則としては労働基準法の平均賃金に相当する給付基礎日額(直近3ヶ月間の給与の平均日額)を用います。 (2)スライド制について ①スラ... 続きをみる

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  • 社労士試験ポイント解説 労働安全衛生法

    特定機械等について (1)特定機械等とは 特定機械等とは、特に危険な作業等を必要とする以下の機械等をいいます。 ①特別特定機械…第1種圧力容器、ボイラー ②設置式機械…クレーン、デリック、エレベーター、建設用リフト ③移動式機械…移動式ボイラー、移動式クレーン、ゴンドラ (2)製造の許可について ... 続きをみる

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  • 社労士試験ポイント解説 労働基準法

    労働条件の明示について 本日は労働条件の明示について解説します。 (1)労働条件の明示 労働条件には、必ず定めて明示しなければならない「絶対的記載事項」と、定めは自由ですが、定めた場合は明示しなければならない「相対的明示事項」があります。 ①絶対的記載事項 ・労働契約の期間に関する事項 ・期間の定... 続きをみる

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  • 社労士試験ポイント解説 社会保険一般常識

    船員保険の保険給付について 今回は船員保険法の保険給付について解説します。 (1)保険給付の種類 ①療養の給付 ②傷病手当金 ③休業手当金 ④出産育児一時金・出産手当金 ⑤行方不明手当金 (2)傷病手当金の支給期間 支給開始日から通算3年間(健康保険は通算1年6ヶ月) (3)休業手当金の概要 被保... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 厚生年金保険法

    厚生年金保険法の届出について 今回は厚生年金保険法の届出について解説します。 (1)事業主が行う届出(一部抜粋) ①新規適用事業所の届出…(一般事業主)5日以内(船舶所有者)10日以内 ②被保険者資格取得届…(一般事業主)5日以内(船舶所有者)10日以内 ③被保険者資格喪失届…(一般事業主)5日以... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 勉強方法コラム

    問題集を解く際に気をつけること 今回は社労士試験受験生が問題集を解く際に気をつけることについてお話します。 私が問題集を解く際に個人的に気をつけていたことは以下の3点です。 ①出題頻度の高い問題から優先的に解く ②すべての科目の問題をまんべんなく解く ③間違えた問題の中で理解不足だと感じたものは必... 続きをみる

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  • 社労士試験ポイント解説 国民年金法

    第3号被保険者期間に関する特例 本日は国民年金法の第3号被保険者期間に関する特例について解説します。 (1)第3号被保険者とは 国民年金法の第3号被保険者とは、第2号被保険者(サラリーマンや公務員等)の配偶者で20歳以上60歳未満のものをいいます。第3号被保険者期間は保険料の納付は必要ありませんが... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 健康保険法

    被扶養者について 本日は健康保険法の被扶養者について解説します。 (1)被扶養者とは 健康保険法の被扶養者とは、被保険者に扶養されている親族で一定の要件を満たすものをいいます。この被扶養者に該当すれば、健康保険法における保険給付を受けることができます。また、保険料は被保険者から徴収されるため、被扶... 続きをみる

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  • 社労士試験ポイント解説 労務管理一般常識

    社会保険労務士法の懲戒について 本日は社会保険労務士法の懲戒について解説します。 (1)懲戒の種類 社会保険労務士に対する懲戒は次の3種類です。①〜③の順に処分が重くなります。 ①戒告…厳重注意 ②業務停止…1年以内の業務停止 ③失格…社会保険労務士の資格を失わせる処分 (2)懲戒の理由 懲戒処分... 続きをみる

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  • 社労士試験ポイント解説 労働保険徴収法

    保険関係の一括について 本日は保険関係の一括について解説します。 (1)保険関係の単位 労働保険は原則として同一企業内であっても本店、支店、工場、事務所のように、1つの経営組織として独立性を持った経営体(事業)ごとに処理する必要があります。 (2)保険関係の一括 労働保険は原則(1)のとおり事業ご... 続きをみる