HR社労士事務所ブログ

労働・社会保険に関する最新ニュースや社労士試験のポイントについて発信するブログです。

2022年10月のブログ記事

  • 社労士試験ポイント解説 労働保険徴収法

    今回は任意加入要件のポイントです。 労働保険の任意適用事業の事業主は、任意加入の申請をし、厚生労働大臣の認可があった日に、その事業につき保険関係が成立します。 (ポイント) ①事業主の申請と大臣の認可が必要 ②労災保険 ・事業主の意思のみで申請可能 ・労働者の過半数希望で申請義務 ③雇用保険 ・労... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 雇用保険法

    今回は基本手当のポイントです。 基本手当は失業状態になったときに生活の安定を図るため支給される手当です。 (ポイント) ①離職前2年間に被保険者期間12ヶ月以上 ②被保険者期間は賃金支払基礎日数11日以上 ③待期期間は求職申込以後通算7日 ④基本手当=賃金日額✕給付率 ⑤賃金日額=離職前6ヶ月賃金... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 労働者災害補償保険法

    今回は通勤災害認定のポイントです。 労災保険では通勤中の事故についても保険給付が受けられます。 (ポイント) ①異なる就業場所間の移動も保険対象 ②逸脱・中断中とその後の通勤は保険対象外 ③必要・やむを得ない逸脱・中断について →日用品購入、選挙、病院、職業訓練など →逸脱・中断中は保険対象外 →... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 労働安全衛生法

    今回は衛生管理者のポイントです。 衛生管理者とは労働環境の衛生的改善と疾病の予防処置等を担当し、事業場の衛生全般の管理をする者を言います。 (ポイント) ①選任→労働者50人以上 ②専属→義務 ③専任→労働者1000人超又は500人超(有害業務30人以上) ④資格→衛生管理者免許、医師、歯科医師な... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 労働基準法

    今回は労働条件のポイントです。 労働条件は労働者が人たるに値する生活を営むための必要を満たすべきものでなければなりません。 (ポイント) ①労基法は労働条件の最低基準 ②労基法を根拠に労働条件引き下げはNG ③労働条件には採用関係は含まれない ④労働協約等の効力関係 法令≧労働協約≧就業規則≧労働... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 社会保険一般常識

    今回は確定拠出年金のポイントです。 確定拠出年金とは、加入者ごとに拠出された掛金を加入者自らが運用し、その運用結果に基づいて給付額が決定される年金制度です。 (ポイント) ①企業型と個人型の2種類 ②個人型の運用は国民年金基金連合会 ③個人型は自営業者、公務員、専業主婦(夫)も加入可能 ④給付は老... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 厚生年金保険法

    今回は基本手当との調整のポイントです。 (概要) 65歳未満の老齢厚生年金は雇用保険の基本手当を受給している間、支給停止となります。 (ポイント) ①65歳未満の老齢年金と基本手当の調整 ②基本手当受給中は老齢年金停止 ③期間は求職申込翌月から受給満了月まで ④基本手当がない月は停止対象外 ⑤年金... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 国民年金法

    今回は振替加算のポイントです。 振替加算とは加給年金の対象となっていた配偶者の老齢基礎年金に加算される年金です。 (振替加算のポイント) ①大正15年4月2日〜昭和41年4月1日生まれ ②加給年金対象配偶者 ③受給権者の厚生年金被保険者期間240月未満 ④支給額224,700円✕改定率✕生年月日に... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 健康保険法

    今回は傷病手当金の解説です。 傷病手当金は療養により働けなくなったときに受けられる給付です。 (傷病手当金のポイント) ①療養のため継続3日間以上働けない ②1日あたり標準報酬日額の3分の2 ③支給期間は通算1年6ヶ月 ④報酬が受け取れるときは差額支給 ⑤出産手当金を受け取るときは支給されない ⑥... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 労務管理一般常識

    今回は障害者雇用促進法のポイントです。 ①募集及び採用に関する差別禁止 ②賃金・福利厚生等に関する差別禁止 ③一般事業主の法定雇用率2.3% ④短時間労働者は2分の1カウント ⑤重度障害者は2倍カウント ⑥毎年6月1日時点雇用状況の報告 ⑦障害者雇用調整金2.7万円/月 ⑧障害者雇用納付金5万円/... 続きをみる

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  • 社労士試験ポイント解説 労働保険徴収法

    今回は労働保険事務組合のポイントです。 ①厚労大臣の認可必要 ②委託事業主規模 ・原則→300人以下 ・金融/保険/不動産/小売→50人以下 ・卸売/サービス→100人以下 ③委託できない事務手続 ・印紙保険料 ・保険給付等 ・雇用保険二事業 ④業務廃止は60日前に届出 …………………………………... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 雇用保険法

    今回は雇用保険被保険者のポイントです。 次の者は被保険者にはなりません。 ①個人事業主・法人役員 ②昼間学生 ③家事使用人・同居親族 ④週所定労働時間20時間未満の者 ⑤雇用期間31日未満の者 ⑥季節的雇用+雇用期間4ヶ月未満 ⑦季節的雇用+週所定労働時間30時間未満の者 ⑧船員で一定の漁船に雇用... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 労働者災害補償保険法

    今回は業務災害認定のポイントです。 ①認定には業務遂行性と業務起因性が必要 ②準備行為中の事故は業務災害 ③緊急対応中の事故は相当範囲内であれば業務災害 ④休憩中の事故は管理監督下であれば業務災害 ⑤出張中の事故は私的行為等以外は業務災害 ⑥飲み会中の事故は参加が強制であれば業務災害 ⑦会社が提供... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 労働安全衛生法

    今回は安全管理者のポイントです。 ①安全管理者は安全に関する技術的管理者 ②選任→特定業種+労働者50人以上 ③専属→配置義務、専任→業種人数に応じて配置義務 ④資格要件は下記のとおり ・大卒等(理科系)+実務2年+研修 ・高卒等(理科系)+実務4年+研修 ・労働安全コンサルタント ⑤巡視頻度の定... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 労働基準法

    今回は雑則・罰則規定のポイントです。 ①就業規則は周知しなければ効力なし ②日雇労働者の記載→賃金台帳◯労働者名簿✕ ③帳簿の保存期間は3年間 ④付加金の支払請求は3年以内 ⑤付加金は裁判所の命令により義務発生 ⑥最も重い罰則は強制労働で懲役10年以下罰金300万円以下 …………………………………... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 社会保険一般常識

    今回は確定給付企業年金のポイントです。 ①平成14年4月施工の企業年金制度 ②規約型と基金型の2種類 ③厚労大臣→規約型「承認」基金型「認可」 ④掛金は原則事業主が年1回定期負担 ⑤法定給付→「老齢」「脱退」任意給付→「障害」「遺族」 ⑥給付期間は終身又は5年以上で毎年1回以上支給 ⑦最低20年加... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 厚生年金保険法

    今回は老齢厚生年金の障害者特例のポイントです。 ①障害者特例は65歳前の老齢厚生年金が増額する制度 ②報酬比例部分の年金に定額部分の年金がプラスされる ③要件は次の2つ ・厚生年金保険の被保険者でないこと ・障害等級1級から3級に該当する程度の障害の状態にあること ④定額部分のプラスに伴い加給年金... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 国民年金法

    今回は年金受給権保護のポイントです。 ①年金受給権の譲渡、担保、差し押さえは原則不可 ②老齢基礎年金、付加年金は国税滞納処分による差し押さえはOK ③年金に対する課税は原則不可 ④老齢基礎年金、付加年金対する課税はOK ⑤特例一時金、脱退一時金も差し押さえ及び課税OK ……………………………………... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 健康保険法

    今回は高額療養費のポイントです。 ①高額療養費=暦月あたり自己負担額−自己負担限度額 ②70歳以上(個人)外来の限度額は18,000円/月(一般被保険者) ③世帯合計の限度額(標準報酬月額28万〜53万) →80,100円+(医療費−267,000円)✕1% ④医療費は医療機関、医科、歯科、外来、... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 労務管理一般常識

    今回は高年齢雇用安定法のポイントです。 ①高年齢者の定義は55歳以上の者 ②定年を定める場合は60歳以上 ③坑内業務等は60歳未満の定年可能 ④定年が65歳未満の場合は高年齢者雇用確保措置が義務 ⑤高年齢者雇用確保措置は次のうち最低1つ実施 ・定年の引き上げ ・継続雇用制度の導入 ・定年の廃止 …... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 労働保険徴収法

    今回は延滞金のポイントです。 延滞金は労働保険料の延滞料です。 ①催促期限までに納付しなかった場合に徴収 ②徴収期間は納期限の翌日から完納日等の前日まで ③徴収額は原則保険料✕14.6%(日割計算) ④納期限の翌日から2ヶ月は14.6%→7.3% ⑤追徴金には延滞金は課されない ⑥労働保険料は10... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 雇用保険法

    今回は雇用保険の適用範囲のポイントです ①原則 労働者を1人でも使用する事業は強制適用 ②例外 以下のすべてを満たす事業は任意適用 ・常時5人未満※ ・個人経営 ・農林水産業 ※適用除外者も含めて人数を計算 ※季節的事業で一定期間5人未満のときは任意適用 ………………………………………………………... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 労働者災害補償保険法

    今回は労災保険の適用範囲のポイントです ①原則 労働者を1人でも使用する事業は強制適用 ②例外 次の個人経営の農林水産行の一部は任意適用 農業→常時5人未満の個人事業 林業→常時使用せず年間延労働者数300人未満の個人事業 水産業→常時5人未満の個人事業(5トン未満漁船、河川、沼湖、特定水面に限る... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 労働安全衛生法

    本日は総括安全衛生管理者のポイント ①職務 安全衛生管理体制の総括管理 ②選任 林業・鉱業・建設業・運送業・清掃業→100人以上 製造・電力・ガス・水道・棚卸・小売等→300人以上 その他の業種→1,000人以上 ③資格 資格要件なし ④選任期日 14日以内に選任、遅滞なく届出 ………………………... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 労働基準法

    今回は寄宿舎のポイントです。 ①寄宿舎規則の労基署への届出義務(使用者) ②起床、就寝、外泊、食事等の事項は過半数労働者の同意必要 ※「意見を聴く」ではなく「同意」が必要 ③建物等の管理に関する事項は同意不要 ④危険事業等の寄宿舎の設置等は危険防止計画を14日前までに届出 ………………………………... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 社会保険一般常識

    今回は児童手当のポイントです。 ①支給額 ・3歳未満 月額1.5万円/人 ・3歳以上〜小学生 月額1万円/人 ※第3子以降 月額1.5万円/人 ・中学生 月額1万円/人 ②認定 住所地の市町村の認定 ③支払期月 毎年2月、6月、10月にそれぞれ前月分までを支給 ④現況届期間 毎年6月1日から6月3... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 厚生年金保険法

    今回は加給年金のポイントです。 加給年金は厚生年金の家族手当です。 ①支給要件 ・被保険者期間240月以上 ・65歳未満の配偶者 ・18歳年度末までの子 ②年金額 ・1人あたり224,700円✕改定率 ・3人目以降の子74,900円 ・特別加算33,200円✕改定率〜165,800円✕改定率 ……... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 国民年金法

    今回は年金の支給期間のポイントです。 年金は受給権が生じた月の翌月から受給権が消滅した月まで支給します。 年金の支給停止も同様に支給事由が生じた月の翌月から消滅した月までです。 年金の支払月は偶数月の15日で前月までの2ヶ月分が支給されます。 年金額に1円未満の端数が生じたときは切り捨てて2月の年... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 健康保険法

    今回は保険外併用療養費のポイントです。 被保険者が保険適用外の療養等を受けたときは原則給付は行われません。 ただし、次の療養等では通常の保険適用部分に保険外併用療養費が適用されます。 ①評価療養 ②患者申出療養 ③選定療養 給付は現物給付の方法で行われます。 …………………………………………………... 続きをみる

  • 社労士試験ポイント解説 労務管理一般常識

    今回は労働者派遣法のポイント解説です。 労働者派遣法で派遣が禁止されている業務は次の4つ。 ①港湾運送業務 ②警備業務 ③建設業務 ④医療関係業務 ④は医師、歯科医師、薬剤師、看護師などの業務を言います。 ④の業務は例外的に紹介予定派遣や医師などの不足地域では認められています。 紹介予定派遣の派遣... 続きをみる

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