HR社労士事務所ブログ

労働・社会保険に関する最新ニュースや社労士試験のポイントについて発信するブログです。

【助成金の解説】特定求職者雇用開発助成金(特定就職困難者コース)

1.助成金の概要


この助成金は、高年齢者や障害者、母子家庭の母等などの就職が特に困難な方を、ハローワークや民間の職業紹介事業者などの紹介により、継続して雇用する労働者として雇い入れる事業主に対して支給される。対象労働者の類型と企業規模に応じて、1人あたり60万円から240万円までの助成金が支給される。支給対象期間は、1年から3年までで、半年ごとに助成金を申請することができます。



2.支給要件


(1)ハローワークまたは民間の職業紹介事業者等の紹介により雇い入れること
(2)雇用保険一般被保険者又は高年齢被保険者として雇い入れ、継続して雇用することが確実であると認められること
(3)雇用関係助成金共通の要件を満たすこと
(4)対象労働者に関する要件を満たすこと



3.支給額


(1)母子家庭の母子、高年齢者(60歳以上)等 合計助成額60万円(50万円)
(2)身体・知的障がい者            合計助成額120万円(50万円)
(3)重度障害者、45歳以上障害者等      合計助成額240万円(100万円)
                         ※( )内は大企業に対する支給額


                           出典:厚生労働省リーフレット