インプットとアウトプットの比率
今回は私が受験生時代に意識していたことについてお話します。
タイトルにあるインプットとアウトプットの比率ですが、分かりやすく言うと、テキストと問題集のどちらにどれくらいの学習時間を費やすかということです。
個人的にはテキスト3割、問題集7割の比率で学習していました。あくまでも問題集(特に過去問題集)重視です。テキストは一度目を通した後は、問題集で間違えたり、わからなかった論点を調べるための辞書代わりとして使っていました。
はじめテキストに目を通す際も、細かい内容は飛ばして基本事項にのみ目を通して意味を理解します。細かい内容は問題集で問われたものから優先的に覚えることしていました。
この問題集重視の学習には以下のメリットがあります。
①テキスト学習の時間とストレスを軽減できる
②出題頻度の高い論点に優先的に学習時間を費やすことができる
③出題傾向やひっかけどころが分かるようになり正答率が上がる
本試験では、結局のところ、与えたれた問題を制限時間内にどれだけ正解できたかで合否が決まります。どれだけテキストを読んで細部を理解していてもこの「問題を解く」という作業に慣れていないと点数は伸びません。
もし、テキスト学習でつまずいている受験生の方がいらっしゃいましたら、思い切って過去問題を解いてみてはいかがでしょうか。是非一度お試しください。
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