社労士試験ポイント解説 労働安全衛生法
【社労士試験】元方安全衛生管理者完全攻略
はじめに
皆さんこんにちは!HR社労士事務所です。社労士試験の労働安全衛生法分野で、毎年のように出題される「元方安全衛生管理者」。統括安全衛生責任者とセットで問われることが多く、確実に押さえておきたい論点の一つです。今回は、元方安全衛生管理者について試験に出やすいポイントを整理してお伝えします。
元方安全衛生管理者とは?
元方安全衛生管理者は、建設業における安全衛生管理の要となる存在です。統括安全衛生責任者を選任した建設業の事業者が、技術的事項の管理を行わせるために選任する管理者です。
試験のポイント💡
- 「建設業」限定であることを忘れずに!
- 統括安全衛生責任者とセットで覚える
1. 選任義務(法15条の2第1項)
誰が選任するか?
- 統括安全衛生責任者を選任した事業者
- かつ、建設業を行う者
覚え方のコツ
「統括→元方」の順番で選任義務が発生すると覚えましょう。統括安全衛生責任者の選任が前提条件になっています。
2. 職務内容
元方安全衛生管理者の職務は、特定元方事業者が講ずべき措置のうち技術的事項の管理です。
試験でよく問われるポイント
- 「技術的事項」がキーワード
- 統括安全衛生責任者は「統括管理」、元方安全衛生管理者は「技術的事項の管理」と役割分担を明確に
3. 専属性(則18条の3)
元方安全衛生管理者は、その事業場に専属の者を選任しなければなりません。
注意点⚠️
他の事業場との兼務は認められていません。この「専属性」は頻出論点です。
4. 資格要件(則18条の4)
元方安全衛生管理者になるための資格は、以下のいずれかを満たす必要があります:
パターン①:大学・高専卒業者
- 理科系統の正規課程を修了
- 3年以上の建設工事安全衛生実務経験
パターン②:高等学校・中等教育学校卒業者
- 理科系統の正規学科を修了
- 5年以上の建設工事安全衛生実務経験
パターン③:厚生労働大臣が定める者
暗記のコツ📚
「大高3、高校5」と覚えましょう!
- 大学・高専→3年
- 高校→5年
5. 報告義務(則G64条1項4号)
特定元方事業者は、作業開始後遅滞なく、以下の事項を労働基準監督署長に報告する義務があります:
- 元方安全衛生管理者を選任した旨
- その氏名
試験での注意点
「遅滞なく」がキーワード。「直ちに」ではないことに注意!
6. 代理者の選任(則20条)
元方安全衛生管理者が以下の理由で職務を行えない場合、代理者を選任する必要があります:
- 旅行
- 疾病
- 事故
- その他やむを得ない事由
試験対策のまとめ
頻出論点チェックリスト✅
- [ ] 建設業限定であることを確認
- [ ] 統括安全衛生責任者との関係性を理解
- [ ] 専属性の要件を把握
- [ ] 資格要件の年数(3年・5年)を暗記
- [ ] 報告義務のタイミング(遅滞なく)を確認
引っかけ問題対策
- 製造業でも選任が必要 → ❌(建設業のみ)
- 他事業場との兼務可能 → ❌(専属が必要)
- 直ちに報告が必要 → ❌(遅滞なくでOK)
さいごに
元方安全衛生管理者は、建設現場の安全を技術的側面から支える重要な役割を担っています。試験では、統括安全衛生責任者と組み合わせた問題や、資格要件に関する数値問題がよく出題されます。
特に「3年・5年」の数値と「建設業限定」「専属性」は確実に押さえておきましょう。繰り返し問題を解いて、知識を定着させることが合格への近道です。
頑張って合格を掴み取りましょう!💪
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